社会福祉法人友愛会城内シオン保育園では保護者の方との信頼関係も大切にしています

育児や保育に関する常識というのは時代によって変化していくものです。というのも教育・医療など様々な分野の研究が進むことで、それまでの｢当たり前｣が覆されるためです。しかし、昭和49年に創立したにも関わらず、創立当初の｢一人ひとりの個性を大切に｣という保育理念や｢主体的な遊びを中心とした保育｣・｢豊かな社会性を身に付ける｣といった保育方針は、色褪せるどころかむしろ現代の育児方法として推奨されているものを掲げておりました。
創立当初の保育理念・方針にこだわり、一人ひとりのお子様としっかり向き合い受け止めながら保育を進めてきた実績に基づいて、現在も多くのお子様をお預かりし、心身の成長支援を行っています。社会情勢の変化に伴って価値観も変容し、主体性を持って考え自ら動ける人物が、今後社会で求められる人材や活躍が期待できる人材として挙げられています。まさに保育理念・方針によって目指している形であり、希望を持って未来に向かえる人物であると考えています。無限の可能性を秘めたお子様の個性を尊重する保育を、これからも実践してまいります。

インターネットで検索すればありとあらゆる育児情報が簡単に入手できる時代となりましたが、かえって育児に思い悩む保護者の方も増えているようです。お子様によって違いがあることは分かっていながらも｢正しい育児｣｢完璧な育児｣に縛られて苦しんでいる方も少なくありません。育児相談も含めて、こうした保護者の方の育児支援も行うのが保育園の役目でもあります。保護者の方との関係性において最も大切にしているのは、心地良いコミュニケーションを通して信頼関係を構築することです。
お子様に対して担当保育士は付いているものの、日々の生活では全ての保育士が一人ひとりと関わりを持つようにしており、小さなコミュニティーが作り上げられています。それは地域全体で子育てが行われていた頃のように、多くの大人の目で見守られながら成長できる環境でもあります。このコミュニティーに保護者の方も参加して子育てをしていただいています。例えば送迎時には保育室まで入室していただき、お子様の身支度を整えたり、着替えやおむつの数を確認して補充したりといったことをお願いしています。お子様と一緒に成長しながら唐津にて子育てを進められます。